<Header>
<Author: 李白>
<Title: 將進酒>
<Format: 樂府詩>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 将進酒（しゃうしんしゅ）>
<BookPage: 69-82>
<UsedPage: 14>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
君不見黃河之水天上來，
奔流到海不復迴。
君不見高堂明鏡悲白髮，
朝如青絲暮成雪。
人生得意須盡歡，
莫使金樽空對月。
天生我材必有用，
千金散盡還復來。
烹羊宰牛且爲樂，
會須一飲三百盃。
岑夫子，
丹丘生，
將進酒，
君莫停。
與君歌一曲，
請君爲我側耳聽。
鐘鼓饌玉不足貴，
但願長醉不願醒。
古來聖賢皆寂寞，
惟有飲者留其名。
陳王昔時宴平樂，
斗酒十千恣讙謔。
主人何爲言少錢，
徑須沽取對君酌。
五花馬，
千金裘，
呼兒將出換美酒，
與爾同銷萬古愁。
<End Poem>
<Translation>
君たらは見かけたことがないか、あの黄河の水が大空から流れ下り、激しく湧き返りつつ海へとそそぎこみ、決してもどってこないのを。
君たちは見かけたことがないか、立派な邸宅に住む貴人たちが、鏡にうつった白髪のわが身を嘆き悲しんでいるその姿を。朝には黒い絹糸のごとき黒髪も、夕暮れに$たちまち$雪のように真白になってしまうのだ。人として生まれて 何か心にかならことがあれば、$そのときこそ$思う存分、その喜びを味わいつくすことが必要だ。$美酒をたたえた$黄金の大杯を空しく月の光にさらして置いてはならない。
天がわが才能$ある人間$をこの世に生み出してくれたからには、きっと何か用途があるはずだ。$だから$たとえ千金を使いはたそうとも、$金などは$まためぐりめぐって手もとにるどってくるものだ。$さあ、今はただ$羊を煮、牛を料理して酒の都どなし、ひとまず愉快にやろうではないか。ひとたび飲むからには、ぜひとも三百杯飲みほさねばなるまい。 
岑先生よ、丹丘君よ、いまこそお二人に酒をつごう。辞退しないでもらいたい。お二人のために一曲歌おう。どうか耳をすまして聞 いて下さい。すばらしい音楽も、山海の珍味も、$酒の陶酔感にくらべたら、少しもわが心をゆさぶらず$、重んずるに足りぬ。ただひたすらこの酔い心地がいつまでも続くことを願い、醒めたくないのだ。思えば、昔から聖人・賢人と呼ばれた人々もみな$後世の$人々からすっかり忘れ去られてしまい、ただ大酒飲みだけが後世にその名を残している。
$たとえば$昔、陳王曹植は$洛陽の$平楽観で一斗一万銭も
する高価な美酒を飲み、心ゆくまで遊びたわむれたという。この宴席の主人たる私は、$そんなに飲んだのでは$銭が足りぬなどと、どうしていおう。$足りなければ$、ちゅうちょせず買ってきて、君たちにつごう。
五花の馬と呼ばれる名馬、千金もする上等な皮ごろも$なども少しも惜しくはない$。童子を呼んでこれをとり出させ、美酒にとりかえよう。$そして今宵こそ$、君らと一緒に飲んで$胸中にすくう$永遠の愁いを消し去ろうではないか。
<End Translation>
<Formatted Translation>
君たらは見かけたことがないか、あの黄河の水が大空から流れ下り、
激しく湧き返りつつ海へとそそぎこみ、決してもどってこないのを。
君たちは見かけたことがないか、立派な邸宅に住む貴人たちが、鏡にうつった白髪のわが身を嘆き悲しんでいるその姿を。
朝には黒い絹糸のごとき黒髪も、夕暮れに$たちまち$雪のように真白になってしまうのだ。
人として生まれて 何か心にかならことがあれば、$そのときこそ$思う存分、その喜びを味わいつくすことが必要だ。
$美酒をたたえた$黄金の大杯を空しく月の光にさらして置いてはならない。
天がわが才能$ある人間$をこの世に生み出してくれたからには、きっと何か用途があるはずだ。
$だから$たとえ千金を使いはたそうとも、$金などは$まためぐりめぐって手もとにるどってくるものだ。
$さあ、今はただ$羊を煮、牛を料理して酒の都どなし、ひとまず愉快にやろうではないか。
ひとたび飲むからには、ぜひとも三百杯飲みほさねばなるまい。 
岑先生よ、丹丘君よ、いまこそお二人に酒をつごう。辞退しないでもらいたい。
お二人のために一曲歌おう。
どうか耳をすまして聞 いて下さい。
すばらしい音楽も、山海の珍味も、
$酒の陶酔感にくらべたら、少しもわが心をゆさぶらず$、重んずるに足りぬ。
ただひたすらこの酔い心地がいつまでも続くことを願い、醒めたくないのだ。
思えば、昔から聖人・賢人と呼ばれた人々もみな$後世の$人々からすっかり忘れ去られてしまい、
ただ大酒飲みだけが後世にその名を残している。
$たとえば$昔、陳王曹植は$洛陽の$平楽観で一斗一万銭も
する高価な美酒を飲み、心ゆくまで遊びたわむれたという。
この宴席の主人たる私は、$そんなに飲んだのでは$銭が足りぬなどと、どうしていおう。
$足りなければ$、ちゅうちょせず買ってきて、君たちにつごう。
五花の馬と呼ばれる名馬、千金もする上等な皮ごろも$なども少しも惜しくはない$。
童子を呼んでこれをとり出させ、美酒にとりかえよう。
$そして今宵こそ$、君らと一緒に飲んで$胸中にすくう$永遠の愁いを消し去ろうではないか。
<End Formatted Translation>